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フォトウェディング【和装フォト】at京都TOP3

近年、結婚式は昭和平成初期の時代に比べて質素にとりおこなうカップルが増加傾向にあり、2人だけの挙式や、友人だけでの気楽なレストランウェディングなどが流行っています。披露宴は行わない方も、また、式自体を行わない方も増えてきているようですが、やはり人生の一大イベントである結婚、記念に写真だけは残したい、2人の写真を撮るだけでじゅうぶん、という考え方も浸透してきています。

そのようなカップルの皆さんに限らず、結婚式や披露宴を挙げる方でも、式場など室内での記念撮影だけではなく、屋外のフォトジェニックな場所での「ロケーションフォトウェディング」の人気が高まってきています。

古都京都は、そんなロケーションフォト、特に「和装ウェディング」にぴったりなフォトスポットがたくさんあります。
その中で特に人気の「京都での和装フォトスポットTOP3」をご紹介していきたいと思います。

ここでは、和装ウェディングでかかる費用の相場についてご紹介します。

【第一位】祇園

京都祇園の町並み

白川沿いの石畳に町家、朱色の灯篭や柵といった古都らしい風景は、白無垢だけでなく、どんな色の色打掛けも引き立たせてくれます。
柳並木、桜並木に紅葉並木も四季折々のロケーションが豊富で、どの季節を選ぶかも楽しみのひとつとなるでしょう。

特に「巽橋」での撮影はオススメです。白川にかかる小さな橋で、巽橋一帯は京都市の伝統的建造物群保存地区に指定。祇園の中でもとくに絵になる場所として、観光客の撮影スポットとしてはもちろん、さまざまな映画やドラマのロケ地としても使用されています。桜の名所としても知られ、満開の桜の中、石畳に降り積もる桜の花びらも足元まで可愛らしく映してくれることでしょう。
夏なら、新緑の樹々と、町の朱色がバランスよく映りとても綺麗です。
秋には赤く染まったもみじ。祇園は、季節を問わず素敵な写真が撮れるスポットになります。

【第二位】鴨川

鴨川と桜

雄大な川の流れに、やはりなんといっても桜並木。
鴨川は有数の桜の観光スポット。鴨川左岸には「花の回廊」と呼ばれる場所があり、御池通りから五条通りにかけて約1.8kmもの桜並木があります。
鴨川の河川敷に植えられている桜は、場所ごとに種類が変わり、しだれ桜やソメイヨシノのほか、紅しだれ桜や八重紅しだれ桜などが咲いている場所もあります。ゆっくりと河川敷を歩きながらあちこちで撮影すれば、さまざまな桜をバックに撮影することができます。桜は満開のときだけでなく、咲きかけの花やつぼみと一緒に撮影するのも良いものです。初々しさやさわやかさが感じられ、これからの2人の未来を思い描けるような写真になることでしょう。

夏の鴨川といえば「納涼床(のうりょうゆか)」。
5月から9月の期間は、茶屋や料理店が「床」を設けています。
床沿いには提灯を思わせる灯りも並ぶので、和の雰囲気があり素敵です。座敷をバックに川沿いを歩いたり、座敷に座って景色の良い川をゆったりと眺めたりしている写真はこの時期限定のとっておきの一枚となります。

小物

鴨川の自然の中で撮影するとそれだけで素敵な写真になりますが、プラスαで小物を使用するとさらに楽しく撮影できます。その場の雰囲気に合った小物を使うことで、いっそう味が出て花嫁がさらに輝く写真になります。例えば和傘や扇子、紙風船、折り鶴などの小物を合わせると、桜や紅葉の季節でなくとも色彩感がプラスされ、和のムードをさらに盛り立てることができるでしょう。

【第三位】嵐山

嵐山の竹林と人力車

上位二ヶ所とはまた全く別の雰囲気が味わえるのが嵐山です。
ひとくちに嵐山といっても、それぞれに異なるシーンを演出できる様々な撮影スポットが揃っています。

渡月橋

言うまでもなく嵐山では最も有名な場所ですね。
橋をバックに撮影するのはもちろん、『中之島地区』での撮影はいかがでしょうか。
嵐山を流れる桂川の中洲に位置し、渡月橋と隣接している嵐山公園・中之島地区。春には多くの桜が咲き、秋には色彩豊かな紅葉と、四季折々の絶景を見せてくれます。

桂川の小径

「鵜飼い」や「保津川下り」で有名な船下りが行われている場所で、松や桜の木がたくさん並び、和装で撮影するには最適です。

屋形船

桂川には屋形船もあり、平安時代に公家が舟遊びをしていた歴史的な背景と共に船の上で撮影するのもいいですね。屋形船に着物が似合うことは間違いありません。

竹林の小径

渡月橋の北側、嵯峨野に広がる竹林は、空を覆う竹林が400mに渡って続く風情ある京都の大自然。数万本の竹が生い茂り、竹林を縫うように小径が張り巡らされていて、のんびりと歩けば平安時代の趣を肌で感じることができます。
夏の京都はかなり暑いですが、サラサラと音を立てて揺れる竹たち、「初夏の青もみじ」といった涼しげな景観は、写真に残せば人気の春や秋とはまたひと味違ったものになるでしょう。四月後半頃からもみじが芽吹き始めるので、真夏まで待たずとも清々しい青もみじとの撮影もできますよ。

嵐山には多数の人力車が走っていますので、白無垢姿で乗れば映えること間違いなし。さらにその伝統的かつ美しいコラボレーションに周りからの注目も集まって、花嫁気分はさらにいっそう上がり、良い表情が撮れることでしょう。

まとめ

いかがでしたか?
祇園、鴨川、嵐山のTOP3。
どこもそれぞれに趣のあるウェディングフォトが撮れるロケーションであり、どこも近くには神社やお寺もあるので、式を挙げてからのロケーションフォトにも活用できます。和装でのご結婚記念には絶好のスポットです。参考にしてみてください!