結婚式や披露宴で他の人とはひと味違う演出をしたいカップルの皆さんに、一風変わったオプションをいろいろご紹介していきたいと思います。
挙式や披露宴でのオプションでよくあるものといえば、キャンドルサービス、ブーケトス、フラワーシャワーやライスシャワー、リングガール(ボーイ)、ファーストバイト、和婚ならではだとはこせこの儀、水合わせの儀などがあります。
ぱっと思いつくものだとケーキカットを和菓子カットにしたり、フラワーシャワーを折り鶴シャワーにしたりなどがありますが、もっと奇をてらったオプションにはどんなものがあるのでしょう。
昔から結婚式は花嫁様のものと言われがちなので、このような演出にこだわりを持つのは花嫁様側に多いかもしれませんが、新郎様も興味を持てるオプションもありますよ。是非最後までご覧になっていってください。
会場前にウェルカムボードを置くカップルもたくさんいらっしゃいますが、そこを和テイストにしてみてはいかがでしょう。
いくつか例を挙げてみます。
これらは自分たちでも比較的用意しやすいものですが、少し手の込んだものだと「ウェルカムのれん」にする、というのもあります。
会場の入り口にのれんがかけられるようであれば、自分たちの名前や似顔絵、家紋などをほどこしたものを作ってみてはどうでしょう。
オリジナリティもインパクトもあり、和婚の雰囲気にぴったりです。
和婚の際、ケーキカットの代わりに、清酒が入った大樽を掛け声とともに割る鏡開きを行うことも多いですが、中身は必ずしも清酒じゃなくても良いのです。
日本酒の飲めない方やお子様もいらっしゃると全員にふるまえないので、中身をお菓子やゲストの方に配れる縁起物にしてみるのもいいでしょう。
また、キャンドルサービスのように各テーブルに小さな樽を用意し、ゲストの方にご挨拶をしながら各卓のミニ樽を割る、というのも面白いですね。
中身は皆さんに持ち帰っていただけるようなお菓子や、縁起物の鰹節など、アイデアはいろいろです。
和装に似合う木箱に思い出の品やお手紙などを入れ、おふたりで釘を打って蓋を閉めます。
何年後かの記念日にその箱を開け、結婚当時の気持ちを思い出すことができる結婚式のタイムカプセルですね。
ワインボックスに手紙を入れて、記念日におふたりで思い出を語りながら飲んでも素敵です。
当日にゲストの方に一言メッセージを書いてもらって、その中に入れて蓋をするのも人前式的な素敵な演出になりますよ。
ブーケトスの代わりに、紅白の丸餅をまく餅まきも盛り上がります。
ブーケトスよりも多くの皆さんに幸せのおすそわけができます。
アナログな使い捨てカメラが、レトロな写真が撮れるということで最近またブームになっています。
会場にいくつか写ルンですを置いておき、「ご自由にお撮りください!」とメモをしておいて、誰でも自由に撮影できるようにしておきます。
写ルンです自体を可愛くデコレーションしても良いですね。
何が写っているかは、現像してみるまでわからないのがフィルム式カメラの醍醐味です。
小さなお子様も飽きずに楽しめますし、お子様目線の写真はきっと新鮮です。
結婚式も披露宴も花嫁様側がこだわる点のほうが多いかと思いますが、せっかくおふたりの記念になる日なので、新郎様がサプライズを仕掛けたり、主役になってみたりというオプションも取り入れてみてはどうでしょう。
新郎様が、結婚式に来られなかった友人からのメッセージムービーを用意してみては?
ただサプライズムービーを流すだけではありません。友人たちのメッセージが終わり、最後に花束を持った新郎様が映ります。
そして、突然のムービーに驚いている花嫁様に、ムービーと同じ花束を持った新郎様が目の前に現れ、愛のメッセージを伝え、花束を渡します。
このようなとてもロマンティックな演出は、花嫁様に喜んでいただけるだけでなく、ゲストの皆さんも盛り上がること間違いなしです。
サプライズムービーがなくとも、その場でプロポーズの再現をするだけでも素敵です。
何も知らされていない花嫁様は、改めて新郎様との生涯の愛を確認できます。
披露宴で、シェフが目の前でローストビーフや生ハムなどを切り分けてサーブする演出は、順番にコース料理が出てくるだけよりも臨場感満載です。
高砂席での花嫁様は、実はあまり食事がとれないことが多いので、そんな時は新郎様の出番です。
花嫁様の為に取りに行ってあげれば、お料理に手が付けにくい花嫁様も嬉しいですし、新郎様が席を立つことでゲストの方々とのコミュニケーションも取れて一石二鳥です。
未婚女性を集めて行われるブーケトスのように、未婚男性を集めて行うのがブロッコリープルズです。
ブーケプルズと同じように、人数分のリボンや紐を用意し、ひとつにだけブロッコリーに繋げておきます。
見事ブロッコリーを引いた男性が、次に結婚できますよ!という、ブーケプルズの男性版です。
いかがでしたか?
つい、女性側に偏りがちな結婚式や披露宴の演出ですが、男性の皆さんも愛する花嫁様の為に積極的におふたりらしい演出を考えてみてくださいね。