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和装で?チャペル式!at 京都

和装の新郎新婦

どんな結婚式にしようかまだ悩んで決めかねている、人とは違ったひと味違うお式にしたい、そんなふうに考えているカップルの皆さんに、「和装で」「チャペル式」というスタイルをご提案したいと思います。

チャペルでの結婚式といえばウエディングドレスとタキシードが定番ですが、ここ最近では白無垢を着ての挙式が可能なチャペルもあるんです。
多くのチャペルでは和装人前式という形で行うことができます。
洋風のチャペルに白いウエディングドレスが似合うように、真っ白な白無垢も実はとても映えます。

せっかくだから普段着る機会の少ない和装がいい、でも可愛さも諦めたくない、というふうにお考えの花嫁様にはぴったりの挙式スタイルになると思います。
また、和の要素を取り入れながらもカジュアルで堅苦しくない式を挙げたい、ゲストにあっと驚く印象的な演出をしたい、という方にもぴったりです。

京都で、そんな和装人前式が叶うチャペルをいくつかご紹介しつつ、最後にはどんな魅力や演出があるのかをご紹介していますので、是非最後までご覧になってください。

KIYOMIZU京都東山

京都駅から10分・無料送迎バス付
館内完全バリアフリーの和邸宅

清き水が流れるチャペルにて、和装人前式が挙げられます。
自然光がふんだんに取り入れられた明るいチャペルとなっており、壁泉を流れる水のせせらぎが誓いの場をより印象的に演出します。

フォーチュンガーデン京都

京都地下鉄東西線「京都市役所前」駅下車、16番出口より北へ徒歩約1分
阪急「京都河原町」駅より徒歩約10分
京阪「三条」駅より徒歩約7分

天井高9m、最長15mの大理石のバージンロード、2階のキャットウォークから響き渡る生演奏などが壮大な、昭和初期のレトロモダンを感じさせる京都で最大級の独立型チャペル「河原町音楽堂」で、華やかな和装で京都らしさをプラスした和装人前式が可能です。指輪の交換に代わって運命の赤い糸をモチーフにした演出や、両家の水をあわせる「水合わせの儀」など心に残る演出もあります。

リーガロイヤルホテル京都

京都駅から徒歩7分
ホテルと京都駅間で無料シャトルバスを運行

キラキラと光輝くチャペルの祭壇で、紋付&白無垢での人前式を。
白無垢をモダンに着付けてもらうこともできるので、チャペルの「洋」にウエディングドレスにも負けないハーモニーが生まれることでしょう。

ORIENTAL KYOTO SUZAKU-TEI 朱雀邸

JR嵯峨野線「円町」駅より徒歩約3分
地下鉄東西線「西大路御池」駅C3出口から徒歩約7分

朱雀邸にあるのは、窓から柔らかな自然光が降り注ぐ、京都最大級の独立型木造チャペル「オリエンタルチャペル」。
天井高・バージンロードともに13メートルという圧倒的な空間が特徴です。
アーチを描く天井やベンチシートは木の表情をそのままに、 伝統的な和の衣裳を一層引き立てます。

和装の新郎新婦

チャペルで挙げる和装人前式での魅力

このように、普段はドレスとタキシードで執り行われるチャペル式を和装で叶えられるチャペルは京都に複数存在します。
人前式といえば式場やレストラン、庭園で挙げることが多いですが、神聖なるチャペルでの和装婚は、和と洋を融合した、より印象的なものとなるでしょう。

それではチャペルで挙げる和装人前式での魅力や演出にはどんなものがあるのでしょうか。

まずチャペル式といえば、父親とのバージンロード入場が定番ですが、ここで和婚の特徴である「母親に手を引かれての入場」も叶います。

BGMもお琴や雅楽などの和風にしてくれる会場もあります。

人前式で行うお2人の結婚宣誓の後の誓いのキスも、人前では恥ずかしい…というカップルであれば、「水合わせの儀」「茶の湯の儀」のいずれかにすることもできます。

水合わせの儀

新郎新婦様それぞれの地元の水、または実家で汲んだ水を一つの容器に注ぐ儀式です。
お水は地酒やジュースにアレンジすることもできますし、さらには夫婦円満の象徴であるオリーブの木にお2人で水を注ぐというのも素敵ですね。

茶の湯の儀

お相手のことを大切に思いながらお互いにお茶を点て、1つの器を使って濃茶を飲む儀式。
お2人が飲んだ後にそれぞれの家の絆を深める為に、ご家族にも飲んでもらうという演出もあるそうです。

まとめ

和装の新郎新婦と番傘

和婚の際の儀式には、詳しく知られていないことが多くあります。

例えば入場前の儀式として、キリスト教式の時に行われるベールダウンの和バージョン。
花嫁様のお母さまがドレスのベールをおろしてお式に向かうのですが、和婚の場合、お母さまが母親としての最後の支度として、花嫁様に紅を差す「紅差しの儀」。
この儀式を取り入れると、お式が始まる前から今までの思い出がよみがえり、涙が出そうになりますね。
紅差し以外でも、最後に髪飾りをつけてもらったり、懐剣(かいけん=花嫁様が打ち掛けを着る時、帯にさす短剣)などを着物に差し込んでもらう演出もおすすめです。

チャペルでの和装人前式では、神前式とは異なりゲストに親族の方以外の友人方にも参加してもらえますので、お2人らしい、ゲストの方にも思い出深い演出が可能です。
チャペルに呼ばれたゲストの方たちは、新郎新婦はタキシード×ウエディングドレスで登場するものだと思っておられることでしょうから、そこに和装のお2人が現れる、それだけで驚きの声があがるかもしれません。

せっかく京都で結婚式を挙げるなら、撮影にも和装はぴったりのロケーションであり、そこに「チャペル式」という洋テイストを掛け合わせると、ありきたりでない個性溢れる結婚式が挙げられますよ。