焼肉屋さんで食べられる人気料理、ユッケ。
一時期食中毒問題で店頭から消えていましたが、今では厳しい監査の下、安全でおいしいユッケを食べられるようになりましたね。
お好きな方も多いのではないでしょうか。
けれどそんなにしょっちゅう焼肉屋に通うのも厳しいですよね。
そんな時、自宅でもユッケが楽しめるレシピをご紹介します。
さて作り方をわかりやすく説明していきますが、おいしいお肉の選び方や、自宅で調理する上での注意事項も何点かありますのでぜひ最後までご覧ください。
2人分
これらをできあがったユッケに混ぜ、薬味を乗せればできあがりです。
お好みでユッケジャン、きざみのりもいいですね。
ユッケに向いているのは赤身の多いモモ肉。
旨味が強く、その旨味成分のもとであるオレイン酸は融点が低いので、口の中でちょうどよく溶けだします。
霜降りの多い部位になると、逆に融点が高いので、ユッケなどのように冷ましてから食べる調理法では脂が固まってしまうのです。
実は食中毒の菌というのは、お肉の表面にしかいないのです。
なので表面がしっかり殺菌できていれば良いということです。
牛肉のたたきなども、表面だけあぶってありますね。
ただ今回のユッケに関しては、低温でじっくりと火を通すことでおいしく食べることができるので、長い時間で加熱し殺菌していきます。
お店で出されるユッケは、調理人が菌のリスクのある部分を切り落とすトリミングという方法を使って生のまま出されますが、自宅で作る場合、いくらトリミングをしたとしても、生のままで食するには危険が伴いますので、上記のように必ず低温殺菌してから食べるようにしてくださいね。
火を通して作る今回のユッケも、試してみる時にはあくまで自己責任でお願いいたします。
現在は厚生労働省で、生食用として認められる肉の規格・適切な加工法・使用する設備の基準などを定めた厳しい規格基準を設け、徹底した衛生管理を求めていますので、ユッケを提供しているお店はその厳しい規格基準を満たしているということです。
中にはリスク回避のため生ものは出さないお店もあります。
おいしい生ユッケが食べたい!
そんな時、インターネットで検索すると、規定を満たした生ユッケの情報も見つかりますので、参考にしてみるのもひとつです。
とはいえ、低温殺菌で表面をしっかり加熱することで、生よりも安心してとおいしいユッケがご自宅で食べられる!というのも、コロナ渦で外食が減ったこのご時世、ひとつのアイデアとしてご活用いただければと思います。
国産和牛は、柔らかく脂がサラサラとして食べやすい、大喜屋のお肉がオススメです。